股関節の痛み!歩く時に気になる痛み!
歩行時に股関節に痛みを感じたり、引っかかるような感じを体験した方は少なくないと思います。
また膝同様、年齢と共に変形からの痛みも現れてきます。
股関節の痛みは
・股関節脱臼・骨折・大転子滑液包炎・その他筋肉によるものや神経・血管によるものなどがあります。
いつまでも長く歩ける体にする為に、今からしっかりケアーすることが大事です!
目次
1.股関節が悲鳴を上げる合図とは?
2.お勧め運動プラン
3.痛みが強い場合!
4.股関節の手術とリハビリ
5.私達が見た股関節の痛み
股関節が悲鳴を上げる合図とは?
下記の症状は股関節からの危険信号です。
①股関節周りに押すと痛みを少し感じる
②股関節周りの筋肉に硬さを感じる
③キシキシと音を感じたり、股関節が急に曲がらない時がある
④股関節の動く範囲が狭く感じる
⑤股関節に力が入りにくい
などある方は注意が必要です!
お勧め運動プラン
この運動プランは症状を診させていただいたうえで、当院がご紹介するものです。
診させていただいていない患者様が行って症状が改善するものではありません。
・ストレッチ
パートナーストレッチを行います。完全に患者様は力を抜いた状態でストレッチをさせていただきます。
ストレッチは一人で行うことも大事ですが、角度の微妙な違いで、伸ばしたい筋肉が変わっていきます。
・可動域運動
患者様御本人が行えれば御本人で行っていただき、できない場合は補助としてスタッフがサポートします。
股関節をゆっくり曲げたりし動かしていきます。
・筋力強化
当院ではトレーニング機器を使いますが、無い場合はチューブやボールを使ってトレーニングを行います。
・歩行指導
股関節にかかる負荷を減らすのも大事です。歩行が難しい場合は、水中でのトレーニングをお勧めしています。しかし、患者様と話しているとここが一番難しく、痛みがあるとできない、めんどくさくてやらない
などございます。当院では運動するより遅いですが、電気で筋力アップを行うようにしています。
当院での股関節に関してのアプローチでたくさんの患者様の症状を改善してきましたが、患者様に合った治療を行う為、必ず診させていただいてから行うようにお願いいたします。
痛みが強い場合!
痛みが強く、私生活に影響が長期的にある場合などや、骨に問題があり痛みが強い場合、人工関節を入れる手術になります。年齢や骨の状況によって手術の仕方も様々です。
そうならない為に普段からのケアーが必要になります。一般的に体の痛みと聞くと、腰・肩が多いですが、体重の3倍近く股関節には負荷がかかっています。定期的に筋肉を緩めて上げたり、関節の動く範囲の調整をしてあげることが、大事になってきます。
股関節の手術とリハビリ
手術は股関節全置換術が中心となっています。高齢で活動量の少ない方と若い方で活動量の高い方で固定の
強度は違うようです。
しかし、術後は、
・足を組まない。
・股関節を極端に曲げたりしない
・内股のようにつま先とつま先がくっつかないようにする
・深く屈まない
などいくつかの注意点があります。術後はリハビリが大事になりますので、しっかり整形外科での治療が必要になります。
私達が見た股関節の痛み
股関節に痛みを感じる患者様が当グループには来院していますが、定期的なケアーが大事になります。股関節は体重を支えている為、階段を踏み外したり、転んだりした時に何十倍の負荷が股関節にかかります。
また動かさない様にすることや、安静にすることがどうしても難し場所でもあります。
筋肉が硬くなることや関節の動く範囲が狭くなるだけで、踏み外したり、転んだりする危険性が増えます
普段は痛みを感じにくい場所ですが、しっかりケアーしてあげましょう!!